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北朝鮮の非核化意思に疑義 米情報機関分析と報道

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米NBCテレビは29日、米情報機関内で、北朝鮮が本気で非核化する気があるか疑義が浮上していると伝えた。最新の報告を受けた政府当局者は「北朝鮮が米国をだまそうとしている明白な証拠がある」と指摘したが、具体的な内容は示していない。

 トランプ大統領は6月12日の米朝首脳会談で、金正恩(キム・ジョンウン)委員長から完全非核化の確約を得たことなどを理由に「核の脅威はなくなった」と楽観的な見方を示した。しかしNBCは、米中央情報局(CIA)や他の情報機関の分析官は異なる見方をしていると指摘した。

 米政府当局者はNBCに対し「北朝鮮は核・ミサイル実験を停止しているものの、核兵器の原料の生産を止めていない」と説明した。情報機関は、金正恩氏が秘密の核関連施設を明かさないまま、米側から譲歩を引き出そうとする可能性があると警戒。北朝鮮がここ数カ月間、複数の核関連施設で核兵器用の濃縮ウランも増産しているという。

 米国拠点の北朝鮮分析サイト「38ノース」は26日、21日撮影の商業衛星写真に基づき、寧辺の核施設にある黒鉛減速炉や実験用軽水炉付近でインフラ整備が進み、ウラン濃縮工場も稼働が続いているとの分析を発表した。【ワシントン=共同】

21日に撮影された北朝鮮寧辺の黒鉛減速炉周辺の衛星写真。(1)黒鉛減速炉(2)発電施設(3)目に見える蒸気なし(4)新たな冷却ポンプ室(5)大型トラック(6)使用済み燃料保管庫=エアバス・ディフェンス・アンド・スペース/38ノース提供・共同

気になる拉致問題は?

米朝首脳会談で、トランプ氏は「完全な非核化を実現すれば経済制裁は解くが、本格的な経済支援を受けたいならば日本と協議するしかない」との旨を金氏に説明。その上で「安倍首相は拉致問題を解決しない限り、支援には応じない」と述べたとされる。

この説明を受け、金氏は、安倍首相との会談に前向きな姿勢を示したという。会談中に北朝鮮側は「拉致問題は解決済み」という従来の見解は一度も示さなかったという。

正恩氏には「拉致問題を解決しなければ、日本はカネを出さない」と伝えた。これは、すなわち拉致問題が米朝交渉の中核部分に組み入れられたことを示している。

6月29日「拉致問題、完全に解決された」北朝鮮メディア

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は29日、日本人拉致問題は「完全に解決された」とする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、安倍晋三首相が最近、日朝首脳会談の実現を目指す方針を打ち出したことについて「対話のための対話は無意味だ、北朝鮮との対話自体が不正常だ、と気炎を吐いていた者らが突変して朝日首脳会談の開催に熱を上げていることに対して世人は唖然としている」と指摘。続けて「『拉致者問題』はすでに2002年当時、日本首相の平壌訪問と歴史的な朝日平壌宣言の発表を契機に完全に解決された問題である」と主張した。さらに、日本政府が拉致問題を強調するのは「過去に希世の大罪を犯した加害者から『被害者』に変身して朝鮮の尊厳ある対外的イメージをダウンさせ、朝鮮民族に働いた罪悪をうやむやにして覆い隠し、過去清算を回避しようとする」ためだと強弁。「朝日間の根本問題が解決されずには、百年が経っても関係改善などはあり得ない」として、過去清算が先行すべきことを強調した。

日朝首脳会談は?

安倍晋三首相は6月12日の米朝首脳会談の結果を受け、早期に日朝首脳会談を実現するよう関係当局に指示した。最大の懸案である拉致問題について、金正恩朝鮮労働党委員長は米朝首脳会談で「日本人拉致問題は解決済み」との従来の姿勢を示さず、日本と対話する考えを示していた。正恩氏は4月27日の南北首脳会談でも同じ姿勢を示している。「まだ本格的な交渉が始まっていないため、北朝鮮側は『拉致は解決済み』という従来の原則論を展開し、日本に政策転換を迫っている」。とりあえず、一番強い要求を投げかけて、有利な状況で交渉を始めたいという思惑だろう。9月11日から13日にロシアのウラジオストクで開かれる国際会議の際に開催する可能性が報じられている。

米朝会談は失敗?

歴史的なシンガポール会談から1ヵ月近くが経っても、非核化に具体的な進展がないなら、大統領の失敗が濃厚になる。それは、取引上手を自認するトランプ大統領にとっては到底、受け入れられないだろう。6月23日に米軍が朝鮮戦争で亡くなった米兵の遺骨を納める木箱を、板門店を経由して一両日中に北朝鮮側に輸送する計画だと報じた。軍関係者によると、北朝鮮が遺骨を箱に入れた後、在韓米軍基地に送り返すという。100余りの木箱が23日に板門店に到着した。しかしまだ特に送還の動きはない。トランプ大統領が6月22日に米国の対北朝鮮制裁法案を1年延長することを決めたのが影響を及ぼしたようだ。6月29 日、国連安全保障理事会の消息筋を引用し、中国とロシアの国連代表部が前日に対北朝鮮制裁緩和を要求する声明の草案を安保理に提出したと報じた。続いて「米国は北朝鮮の非核化が先だとして同意しなかった」と伝えている。北朝鮮は共同声明で合意した「米兵の遺骨の送還」「早期の後続交渉開始」「金正恩委員長が約束したミサイルエンジン実験場の閉鎖」を守っていない。アメリカは韓連合訓練の中止を決めポンペオ長官が6月末に訪朝する予定だったが実現されていない。日本が9月に交渉を進めている日朝首脳会談を前にトランプ大統領の怒りが爆発しないことを祈るが、事態はわからなくなってきた。

3度の訪中を果たした金正恩は、中国から手厚い支援を約束され再度強気に転じているのだろう。
腹立たしい北朝鮮だが、まずは日朝が対話をしないと拉致問題は解決されない。

1日でも早い拉致被害者の帰国を実現して欲しい。

バンバンアンテナ

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