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タンポンの長時間使用で16歳少女が死亡! 学校の旅行中に

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タンポンの長時間使用で亡くなった16歳少女(画像は『Fox News 2018年6月28日付「Teen who died on overnight school trip suffered from toxic shock syndrome, coroner says」』のスクリーンショット)

6月25日、カナダ、ブリティッシュコロンビア州の検視官報告書がリリースされ、2017年3月に学校の一泊旅行で亡くなった16歳の少女の死因が「トキシックショック症候群(TSS)」であることが明らかになった。『Fox News』『CTV News』などが伝えた。

昨年3月15日、学校の野外教育プログラムに参加していて亡くなったのはサラ・マニトスキーさんで、バンクーバー島に近いホーンビー島に一泊の予定で滞在中だった。友人らが朝食の時間になっても眠っていたサラさんをそのままにして出かけたが、30分後に再びキャビンに戻った時には目覚まし時計が鳴ったままの状態だったため、サラさんの異変に気付いた。すぐに「Georges P. Vanier Secondary School」のスタッフや生徒、駆け付けた救急隊員らがCPR(心肺蘇生法)を施したが、サラさんが息を吹き返すことはなかった。友人らの証言によると、サラさんは亡くなる日の前日に生理による腹部の痛みを訴えており、夕飯もそこそこに夜9時50分ごろにはキャビンに戻っていたという。

事故から1年以上を経て州検視官は、サラさんが使用していたタンポンから黄色ブドウ球菌が検出されたことや、首、上腕、下腹部、胸、太腿部の皮膚が赤みを帯びていたことなど「トキシックショック症候群(TSS)」特有の症状が見られたことから、サラさんの死因をTSSと断定したことを発表した。

TSSはバクテリアの黄色ブドウ球菌が発する毒素が原因で起こる急性疾患で、非常に稀ではあるが死に至ることもある。タンポンを長時間使用したり取り忘れたりするとTSSを発症しやすくなるが、患者は女性とは限らず、切り傷や火傷などでも発症する場合がある。TSSの初期症状はインフルエンザとよく似ており、発熱、発疹、発赤、倦怠感、嘔吐、下痢などが特徴だ。

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、2016年にはアメリカ国内で300ケース以上のTSSが報告されており、そのうちの20名は死に至ったということだ。

モデルであったローレン・ワッサーさん(Lauren Wasser、当時24歳)も2012年、タンポンによりTSSを発症して右脚下を切断しており、当時メディアに大きく取り上げられた。しかしローレンさんの痛みはその後も続き、今年1月には左脚下の切断も余儀なくされている。

ローレンさんは「初潮の低年齢化に伴い、若い子のタンポン使用が増えています。タンポンを長時間使用することがいかに危険か、多くの人に知ってもらいたいと思います」と語っている。またサラさんの姉妹であるカーリーさんは昨年12月、自身のFacebookにサラさんの写真を掲載し「このようなことは二度と起こって欲しくありません。TSSは予防できる病気です」と綴った。

ニューヨーク州のニュー・ホープ不妊治療センターのザヒアー・メリ(Zaher Merhi)医師によると、TSSを防ぐにはタンポンは4〜6時間毎に取り換えて、8時間以上入れっぱなしにするのは避けることが大切だそうだ
引用先:Techinsight

経血は血液ですので栄養がとても豊富です。
よって、挿入されているタンポンの周りには様々な常在菌(人の周りに存在する微生物)が集まります。その中の一つ、黄色ブドウ球菌が厄介です。何故なら、その周りで大量に繁殖し、多くの毒素を発生させてしまうからです。この毒素が発生すると、下記の症状が現れます。

「発熱」「低血圧」「頭痛」「筋肉痛」「下痢」「吐き気」「嘔吐」「発疹」「けいれん」などの毒素性ショック症候群です。
タンポンにより毒素性ショック症候群を引き起こすことから、巷ではタンポンショックなどと呼ばれています。2013年に起きたイギリスでの出来事では、タンポン使った14歳の少女が、毒素性ショック症候群により死亡する事例が発生。「高熱」・「嘔吐」・「下痢」などの症状を訴え、病院に駆け込んだナターシャさん。病院はノロウイルスと診断しました。その後、体調はさらに悪化!発症から五日後に、帰らぬ人となりました。

タンポンの使用自体は、黄色ブドウ球菌の増殖をまねくということはないとされています。しかし、実際にTSSの発症がマレとはいえ、今なお続いている事実があります。
タンポン愛用者は使用上の注意を守ることが大切です。特に以下のような点に注意をしてください。

・タンポンの装着は手をきれいに洗ってから行う
・タンポンは適宜取り換え、長時間使用しない
・1つ以上のタンポンを同時に使用しない
・就寝前にはタンポンを入れ替え、起床時にも入れ替える
・生理終了時には忘れないようにタンポンを取り除く

他にも、必要以上に吸収量の高いものを使用するのではなく、経血量に合ったものを使用して、マメに取り換えるのが望ましいとされています。常にタンポンにするのではなく、ときに生理用ナプキンを利用するのも対策として良いとされています。できれば1日に1回はタンポンでなく、ナプキンを利用するようにしてはいかがでしょうか。

Photo-by-Jennifer-RoveroCamraface

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